アーユルヴェーダって?
それはインドに5000年以上前から伝わる伝承医学です。
生命(Ayus)+(Veda)叡智・科学=Ayurveda 生命の科学といわれています。
その特徴は、ドーシャといわれる3つの(ヴァータ:風の性質、ピッタ:火の性質、カパ:水の性質)エネルギーが生命の働きを維持しているという理論です。
ドーシャは人間だけでなく自然環境も司るエネルギーですが、この3つのドーシャの配分の違いが生命や各個人の体質・性質をつくっていると考えます。
アーユルヴェーダは個人の体質(いのち違い)を重視ししますので、同じような症状がでていても、人によって治療法や改善方法が全く異なることがあります。
日常的なことでいえば、人から聞いたダイエット法が自分にはそれほど効果がなかったとか、
教えてもらったストレス解消法があまり自分には向かなかったなんてことはありませんか?
それはその人とは生命の違いがあるからで、自分の体質に合った方法を実行する方が効果的です。
また、アーユルヴェーダは個人の性格・能力においても、生命の「違い」を認め、尊重します。
その時代や世代で良いとされているルクッスや能力、家庭環境や仕事を自分と比べ、羨ましく感じたり、自己嫌悪に陥ったことはありませんか?
アーユルヴェーダでは、人はもともとそれぞれ成すべきことが違う生命であり、自分に備わった本当の能力を見極め、それを成すことが大事であると説きます。
病気や失敗で失意に陥った人も、何かが足りない存在ではなく、それを機に本当の自分自身への気づきを高めることになれば良いと。
アーユルヴェーダは万人の幸福を目指しているのです。
アーユルヴェーダと VEDA聖典
アーユルヴェーダやインドに太古から伝わる聖典VEDAは、現代の私たちにとっても、健康で幸せに生きるための道しるべとなります。
ヴェーダ聖典について
インダス川とガンジス川の間に高度な文明を築いたアーリア人の聖典Veda(ヴェーダ)には、4つの経典~リグ・ヴェーダ、ヤジュル・ヴェーダ、サーマ・ヴェーダ、アタルヴァ・ヴェーダ~があります。
インド占星術について
インド占星術は上記のヴェーダの4つの経典を学ぶ前に、修めなければならない補助学(ヴェーダンガ)の一つです。 ジョーティッシュ/Jyotish=光の科学と呼ばれ、魂を深い瞑想の状態に導く目的があるとされています。
すべての生命は宇宙のエネルギーを受け取り、存在の原動力としています。そのエネルギーは惑星を通して波長が変化し、人間の潜在意識に働きかけ、過去(前世)に起こした行い(カルマ)の中にある原因と結果の均衡をはかっているといわれています。 人は前世の情報をもとに今世の目的を定め、それを達成するために最も効果的な環境を選択し、そのために有効な惑星のエネルギー(惑星の位置)を選択して生まれてくると考えます。
アーユルヴェーダについて
4つの経典の中に膨大な量の医学的記述があり、その部分を独立して、AYUS(R)生命+VEDA(知識、科学) アーユルヴェーダが誕生したといわれています。
サンスクリット語でプラーナ・チキツァー(prāṇa cikitsā)と言われるエネルギー(プラーナ)療法は、アーユルヴェーダのマッサージには欠かせないものです。マルマに触れたり指圧したり、手をかざすことでプラーナの状態を整えます。
ヨガについて
ヴェーダの権威を認める6大学派の1つヨーガ学派。その根本経典「ヨーガ・スートラ」の著者パタンジャリの伝えるヨーガは、個人の意識・心の動きの静止であり、そのとき自らの本然の形態に留まる…と伝えます。
ヨーガ(yoga)という語はユジュ(yuj)「結合する」、「軛(くびき)に繋ぐ」という意味の語源から派生されると言われています。
ヨーガは人間を本来的自己に結びつける…自分の真の性質(形態)を見出す体験です。
テレセラピーについて
宝石は宇宙から降り注ぐ光線と地球のエネルギーによって、長い年月をかけて結晶化します。古代インドのリシ(覚者)たちは惑星と宝石は同じエネルギーを持つことを知っていました。(太陽=ルビー/赤色光線、水星=エメラルド/緑色光線 、月=真珠/橙色光線、金星=ダイヤモンド/藍色光線etc)
現代でもインドでは、占星術の開運法としてアーユルヴェーダの宝石処方は支持を得ています。
ホロスコープに現れる各惑星の悪影響を緩和し、良い影響を強める正しい宝石の選択は熟練を要しますが、古代から身に付けられていたナヴァラトナ(9つの宝石)の光のエネルギーを振動との照射によって取り出し、マントラと写真を介することで、身体に必要な効果だけ伝わり、反作用を与える宝石は影響を及ぼさない宝石光線療法を、およそ100年前にインドの高名な医学者・哲学者であるベノイトシュ・バッタチャリア博士が開発しました。
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