病気や患者の特徴
アーユルヴェーダの三大医書の一つ「アシュターンガ・フリダヤム」に

アシュターンガ・フリダヤム
イナムラ・ヒロエ・シャルマ翻訳
ハリシャンカラ・シャルマ監修
容易に治癒する疾病の特徴の記載が16個あるのですが、
・心身共に治療に耐えられる力を持っていること、や
・疾病の原因が少ないこと
などが書いてあり、
医学書の内容としてはびっくりするかもしれませんが、
・占星学上からみて患者に悪い星がないこと
と書いてあります。
不運の改善・開運法
インド占星術では、病気やケガ、事故に見舞われやすい時期というのが各個人であり、

インドでは医師・弁護士に並ぶかかりつけの占星術師をもったりしています。
ホロスコープをみてなかなか大変そうな時期の改善法を前にお話しをしましが、
インド占星術の開運・改善法は大きく分けて3つあって

1.アーユルヴェーダやヨガ(オウシャダ)で 心身の浄化と強化
2.宝石(マニ)
3.祈祷や聖歌、護摩などの(マントラ)
宝石やマントラで惑星の悪影響を緩和し良い影響を強めます。
宝石の処方
宝石は、宇宙から降り注ぐ光線と地球のエネルギーによって、長い年月をかけて結晶化します。

古代インドのリシ(覚者)たちは、惑星と宝石は同じエネルギーを持つことを知っていたと言われます。
例えば
太陽=ルビー/赤色光線
水星=エメラルド/緑色光線
月=真珠/橙色光線
金星=ダイヤモンド/藍色光線
など
宇宙から降り注がれる光線は惑星を通して波長が変化し、人間の潜在意識に働きかけていると考えられ、

宝石のエネルギーにより惑星の悪影響を緩和し良い影響を強めるというのが宝石の処方。
ですが正しい宝石の選択というのは熟練を要するので、むやみに使用すると逆に悪影響となるのでお気をつけくださいね。
マントラ・真言
マントラ…
なんぞや (。-∀-;) ?
あやしい…(¬д¬)
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
インドの原典を 玄奘三蔵が漢訳した 『般若心経』は日本でも なじみ深いですね。

『般若波羅蜜多心経』はインドのサンスクリット語表記は
プラジュニャーパーラミター・フリダヤ
Prajñā(般若)-pāramitā(波羅蜜多)-hṛdaya(心)
般若波羅蜜多の心咒(真言)/ 神髄
最後はマントラで締めくくられています。
インド占星術の純粋な教育&研究機関
先ほどの宝石処方ですが、インド占星術師もさまざまで、お金儲けで高い宝石を勧めたり悪徳占星術家も多くいるのが現状のようです。
まあ日本の占いでも高い壺を売られたりなどもありますが‥

世界最大規模と最高水準を誇るインド占星術学校(バーラティーヤ・ヴィディヤー・バヴァン)があり、その運営のすべてをまかされたK .N.ラオ氏は、インド占星術を純粋な学問と研究として発展に努める世界的に有名なインド占星術家です。
私が師事しているインド占星術の先生はこの学校で学んだ方で、ラオ先生に直接学んだ方です。
病気から解放、死を克服するマントラ
ラオ先生は毎週水曜日(ヴィシュヌ神の日)に、お宅でお祈りを生徒といっしょにされるそうですが、その中のマントラの一つにムリッチュンジャヤ・マントラというのがあり、
K .N.ラオ先生曰く、
「ムリッチュンジャヤ・マントラは病気からの解放、死の克服、あるいは死が避けられないとしても痛みを伴わない死を迎えることができます。そして力を付ける効果もあります。」
とのこと。すごいマントラですね。
コロナウイルスの心配や、 インフルエンザや風邪もひきやすい時期ですのでこの特別なマントラをお教えしますね
貴重なラオ先生の詠唱画像です↓
OM TRAYAMBAKA YAJAMAHE SUGANDHIM PUSHTI VARDHANAM URVA-ARUKAMIVA BANDHA-NAAN MRITYOR-MUKHSEEYA MA-AMRITAAT
オーム トラヤンバカ ヤジャーマヘ スガンディン プシュティ ヴァルダナン ウルヴァールカミヴァ バンダナーン ムリッチョームクシーヤ マームリタート
インドでは 祈祷や聖歌、護摩などはインド最高位のバラモン階級がしますので、かつては限られた人たちしか知りえなかった知識のひとつがマントラです。
宗派に関係なく効くとのことですので、不安な時、不調の時のおまじないにお試しください(^▽^)/