日本人初のアーユルヴェーダ医師

外国人初 アーユルヴェーダ医師の門を世界へ開いた方

日本には世界に誇れる素晴らしい方が多くいらっしゃいますが、日本人初のアーユルヴェーダ医師であるイナムラ・ヒロエ・シャルマ先生もその一人です。

日本人初はもちろんのこと、かつてアーユルヴェーダ大学で外国人の入学を許可した前例がなかった為、入学するだけでも困難を極めその道のりは相当に険しかったようです。

シャルマ先生とその教え子のジャムナガール大学の薬物学教授 

当時アーユルヴェーダ大学の鉱物薬学の教授であった ご主人のProf.H.S.SHARMA 先生との不屈の直訴と政治家の方のお力添えもあり、アーユルヴェーダ医師への門が稲村先生により世界へ開かれることとなりました。


シャルマ先生の教え子でジャイプールの大学教授と稲村先生

シャルマ先生は 元国立グジャラート・アーユルヴェーダ大学大学院学長であり、鉱物薬学では権威の方でインドの各地に先生が教えられた教授が多くいらっしゃいます。


イナムラ・ヒロエ・シャルマ先生は外国人で初めてアーユルヴェーダ医師になられただけでもすごいのですが、グジャラート・アーユルヴェーダ大学を首席で卒業という成績で、 10年間インドのジャムナガールでアーユルヴェーダの診療をされていました。

>>その素晴らしい経歴はこちら

帰国後の普及活動

日本に帰国されてからはアーユルヴェーダを広めるために、アルバイトをしながら自作のチラシを作り配布してまわったとのお話しも(;゚Д゚)

大阪アーユルヴェーダ研究所を設立し、研究や指導にこの四半世紀、日本へのアーユルヴェーダの普及に精力的に活動を続けていらっしゃいます。

2006年 大阪アーユルヴェーダ研究所 

アーユルヴェーダ基礎講座、 薬物学の修了書授与式

アーユルヴェーダの三大医書の中でまだ翻訳がされてなかったアシュターンガ・フリダヤム をイナムラ・ヒロエ・シャルマ先生が翻訳、ハリシャンカラ・シャルマ先生監修によって出版されました。


アシュターンガ・フリダヤム
アシュターンガ フリダヤム

待ち望まれた出版であり、(これだけ分厚い本の内容を)サンスクリット語から翻訳されるという偉業に、日本とインドの 多くアーユルヴェーダや医療関係者から感謝が寄せられています。


日本アーユルヴェーダ学会 研究総会

年1回開催される日本アーユルヴェーダ学会研究総会。

今年は名古屋で開催され、イナムラ・ヒロエ・シャルマ先生が副大会長をされます。


2020年の研究総会の際も副大会長を務められました。

今年の名古屋研究総会も楽しみですね。


イナムラ先生 再びサロンへ

2017年の日本アーユルヴェーダ学会福岡研究総会では先生の講演のお世話をさせて頂きましたが、その時にまだOPEN前の準備段階のサロンに

「ここでサロンをします」と

先生に見て頂き、いろいろとアドバイスを頂きました。

OPEN前の準備段階のサロン


2019年、 2年ぶりにサロンに来て頂くと

「サロンらしくなったわね」言ってくださり、

今回もいろんなアドバイスやお客様へのアーユルヴェーダケアのご報告や質問にもたくさんご意見やお答えくださり、

先生の研究所で学ぶ福岡在住の生徒さんのアビヤンガ・スウェーダナ・ネトラタルパナの実習をこのサロンで行って、学び多き貴重なひとときを過ごさせていただきました。

先生が最近手が痛いとのことでハンドマッサージ

「あせらず、こまめに、正しく、丁寧に、お客様に愛されるサロンを立ち上げてください。ご健闘を祈ります。」

そのお言葉を大切に、お客様や学びに来られたご縁のある方々に、私のできることをその時々丁寧に、道を誤ることなく皆さまのお役に立てることができればという思いで致しております。

まだまだ 未熟なサロンですので、皆さまのご意見を賜りながら成長し、より良い場となるように努めてまいりたいと思います。

今後もご愛顧賜りますよう何卒よろしくお願いいたしますm(._.)m